『過ぎたるは及ばざるがごとし』
何事もやりすぎることはやり足りないことと同じようによくないという意味。
あなたにとって「何が一番大切か?」じっくり考えた事はありますか?
現代は情報過多の時代です。インターネットを検索すればあっという間に大量の情報が押し寄せ、選択肢も豊富です。選択肢が多いことは一見優位なように思いますが、実は多すぎると人は選べない、行動に移せない、そんな性質を持っています。
生産性を高めるために最も重要なこと、それは「自分が集中して取り組むことを決めること」ではないでしょうか?
自分がやるべきことを選択し、集中的に取り組み、生産性を高めるスキルがみにつけば、時間の制約から解放されます。
2014年の「NYタイムズ」「WSJ」ビジネスベストセラー。Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者、グレッグ・マキューンによる「エッセンシャル思考」を題材に展開していきます。ちなみに同じ要素では「イシューからはじめよ」「ハイコンセプト」などが有名ですね。
バリューのある仕事とは何か?意識すべきは物事の本質
“どれだけのインプット(投下した労力と時間)で、どれだけのアウトプット(成果)を生み出せたか”
「最小の時間で成果を最大にする思考」
「努力と根性があれば報われる」という思考では、いつまでたってもバリューのある領域には届かない。
労働時間なんてどうでもいい。価値のあるアウトプットが生まれればいいのです。極端な話、たとえ1日5分しか働いていなくても、合意した以上のアウトプットをスケジュールどおりに、あるいはそれより前に生み出せていれば何の問題もありません。
「一生懸命やっています」「昨日も残業でした」といった頑張り方は「バリューのある仕事」ではない。フラフラになるまでやらないと仕事をした気になれず、ずいぶん時間を費やした。けど頑張った。これは、自己満足に過ぎず、自分の体力の限界を知る作業にはなったかもしれないが、成長は意味あるアウトプットからしか得られません。
最小の時間で最大の成果を出すポイント
「バリューのある仕事」をするには3つのポイントを考える必要がある。
① その事の根拠となる背景・理由を考える(なぜ?・・・)
② 重要なこと以外を削ぎ落とす
③ 目標のために時間を計画的に使う
世の中には、選択肢や他人の意見が溢れかえっています。それらに合わせて、あれもこれもやろうとするとかえって中途半端になってしまう。そんな悩みを持っている人は多々います。どうせなら最小の労力で最大の効果が得られるにこしたことはありませんよね。
物事の本質を理解し行動に移すには、「その事の根拠となる背景・理由を考える」「重要なこと以外を削ぎ落とす」そんな発想を持つことで、自分の時間と努力を効率よく使うことが前提条件となります。見極めた本質に局地的にリソースを投下することができれば、最大限の成果を引き出すことが出来るのです。
又、最終的にどのようになりたいか?あるべき姿、目標を定め「目標のために時間を計画的に使う」ことが重要なポイントです。スマホを開けば簡単に娯楽が手に入る世の中です。情報の海に飲み込まれて、目標からブレてしまった時点で時間は過ぎさってしまいます。これらに対して等身大の自分を理解し、よりよく変わる自分ルールを持つ事をオススメします。
「圧倒的に生産性の高い人」には明確なアプローチ、プロセスがある。
「時間」という資産は、誰にとっても有限だ。ところが、その使い方は人によって驚くほど違う。
いつも時間が足りない人と、仕事が終わる人の違いはどこにあるのか。
「他人に価値を与えない、ただのいい人は無能の代名詞」時には断る勇気が必要
何かを選ぶためには何かを捨てなければならない。良好な人間関係の構築はビジネスにおいても不可欠なものですが、本当に大切なつきあいは実は圧倒的に少ない。バリューのある仕事を実践する上で「目標達成」のためには、一時の楽しさを得るだけのつきあいなどは、断る勇気が必要です。時間という資産を有効に使う上で今にでも改善できるポイントです。
そして、あなたを大切にしない人にあなたの大切な時間や感情を使っちゃいけない。大切にされてないと感じたら距離を置け。それが原因で絶好しようと関係ない。むしろ好都合。あなたを大切にできない人にあなたと関わる資格はない。雑に扱われてると自尊心がボロボロになるよ。そんな関係に慣れたらダメ。あなたは大切にされるべきなんだ。
物事の選択は、誰かの指示ではなく自分から能動的に動かないと、自分の人生が他人のためにあっという間に終わってしまいます。その為、自己責任で選択をするためには自分なりの基準が必要でもあります。自分の夢や希望を叶える為には、周りに流され、自分の意思に反してまで必要のないことはしない。その代わり、より高い意識を持っているコミュニティーで学ぶといった自分自信の強い意思と目的意識が大事。
まとめ
本質を見極める力はビジネスで役に立つだけでなく、人間関係、勉強、スポーツでも非常に役立つスキルです。有限な人生の意味と目的を見極め、本当に成し遂げたいことに集中する勇気を持つ上で役に立つ生き方です。周りに流される事なく自分と向き合う「時間」を大切にしてください!
「より効率よく、楽しく人生の目標を達成する」こんなメリハリのきいた生き方から、余裕が生まれ、未来に対して真剣に考える時間が得られます。そのためには、自分を律し「ものの見方を大きく変えようとする意識が必要」になります。事実時代は待ってくれません。もうすでにそんな人材を欲する世の中に変化しています。
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LeverageShare編集部
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とても良い記事ですので、お立ち寄りください。