個人の力を磨くためには自分が主体的に動くためのフィールド作りをすることが重要
「できれば楽して稼ぎたい!」賛否両論はあれど、内心誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
近年では、仮想通貨を利用して億単位のお金を稼いだとされる「億り人」も話題を集めましたよね。中には高校生で「億り人」になった人もいると言われています。仕組みを作り上げることができれば寝ながら稼ぐこともできるでしょうが、その前段階は、決して楽ではありません。
僕も以前、大企業にいたから分かりますけど、会社員ってラクなんですよね。会社で働いている人は会社に守られているので、別にそのコミュニティで評価されればいいと思いがちです。
しかし、その間、「個人」の力を磨いている人は、「生きる=仕事」となるわけですから、気持ち、経験、スキルの幅も努力しないといけない環境下に否が応でもおかれます。その為、大企業であろうとワンキャリアの人とは変化激しい時代の対応力が断然違ってくるんですね。
自立して成功や失敗を繰り返すから、苦悩や葛藤を経験する
マイクロソフト社を創業したビル・ゲイツは、世界有数の資産家としても知られています。そのビル・ゲイツは下記のように語りました。
「努力は当たり前、とにかく結果がすべて。世界は君のプライドを気にかけない。世界は君の気分など関係なく、君が何を成し遂げられたかを見ている」
天才の名をほしいままにするビル・ゲイツでさえ、努力を積み重ねているからこそ重みがある言葉ですね。一流の人にとって、努力をすることは当たり前なのでことさらアピールすることはありません。また、下記のような言葉も残しています。
「高校を出てすぐ6万ドルの年収を稼ぐことはできない。何事も下積みがある」
今をときめくマイクロソフト社も、始まりはビル・ゲイツのアイディアでした。彼はそこから一歩ずつ商売を行い、自らのアイディアを形にしていきます。創業当時のビル・ゲイツに「あなたは将来、世界長者番付で1位になる」と言う人がいたら、笑いものになっていたでしょうね。稼げる人は、努力をしています。大きく稼ぐ人ほど、見えないところで圧倒的な努力をしています。
組織から個人の時代へ
現行の経済体制は、固定ではありません。原始共同体から始まり、やがて生まれた封建制が崩壊し資本主義が生まれたように、時代に合わせて変化しています。長く機能してきた資本主義も、リーマンショックあたりから限界を露呈し、新しい体制へと移行しつつあるのです。
ベストセラーとなった「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」の中で、著者の佐藤航陽氏はその流れを「資本主義から価値主義への移行」と定義しています。物が増えすぎた現代においては、物欲そのものは満たされ、人々は物を買うことよりも、体験や共感など見えない価値を感じるものに投資する傾向が明らかに顕著になっています。
加えて、インターネットの力を借りて、組織に所属しなくとも個人の力で稼げるようになってきています。会社に務めている一般的なサラリーマンのブログより、サッカーが好きでサッカーチームを追いかけながらフリーランスで仕事をしている人のブログの方を読みたいと思いませんか?
これからの時代は、魅力的な個人ほど、富を得やすい環境がますます加速します!
最初は泥臭い努力から
冒頭で高校生で億り人になった人がいると紹介しました。彼らの場合は先陣を切ってリスクをとっているからこそ、巨万の富を得られたと言えるでしょう。もちろん、博打を打ったわけではなく、情報収集しつつ自分の意志で最良と考えられる行動を行った結果です。
見極める力は必要ですが、ネットの力を駆使すれば有益な知識を入手することは難しくありません。すぐに稼げる人はいませんから、最初は泥臭い努力から始まります。
好きなことをとことん追求すればビジネスになる時代です。ただし、ビジネスとして成立するまでの過程は、リスクをとり、失敗から学び、自分を信じて改善を積み重ねながら圧倒的な行動していく必要があります。楽をして稼げる段階になるのは、ビジネスの仕組みが整って、自動的に機能するようになった後です。多くの人は、自動化できる前段階で音を上げてしまいます。
個人で稼げる現代はとてもチャンスに恵まれた良い時代であると考えています。活かすも殺すも自分次第。泥臭い努力の過程はシンドイかもしれませんが、ビジネスとして成立する段階を超えれば、より自由に生きやすくなる未来を掴めます!
まとめ
これからの時代は前人未到の価値主義の時代です。時代の流れに乗ってお金を稼げる人ほど、実は早い段階でリスクをとったり、見えないところで努力しています。組織に所属しなくても個人で仕事ができる時代だからこそ、存分に自分の力を活かしきりたいですね。まずは最初の泥臭い努力の段階を「成長を楽しみながら」乗り越えることで新たな展開が開けてきます。
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LeverageShare編集部
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