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ついに幕を開けた、企業と個人が対等な時代

ついに幕を開けた、企業と個人が対等な時代

個人が活躍する時代への変化


あなたの企業では、社員の雇用をどのように考えていますか?
世界最大のビジネス特化型SNS、LinkedIn(リンクトイン)の創業者、
Reid Hoffman(リード・ホフマン)氏はこう語る。


「企業と社員の信頼関係として、「雇用」を「取引」ではなく、「関係」として捉えるべきだ」と。自立したプレイヤー同士が、お互いの利益のため、期間を明確に定めた提携関係を重視することで、「個人」と「企業」は共にイキイキと成長していくことができる。そんな成長プロセスは、たしかに企業の成長の原動力となりそうです。

柔軟には変わらない、世の中の仕組み。


優れた才能を持っている人は、どの企業にも、地域にも、役所にも存在しています。しかし彼らの持っている力を活かせているかといえば、必ずしもそうではないでしょう?これまでの企業は、タテ社会で従業員をお金で縛ってきました。お金だけではなく、勤務時間という時間の拘束、さらに企業のルールでも個人を縛っています。

世の中の常識が変わり、ネットワーク化や様々な雇用形態が生まれてからも、すべての企業がすぐに対応できるほど、組織というものは柔軟なものではありません。終身雇用がなくならないのがその実態の一つでしょう。貨幣と労働の交換的な関係は、依然として続いたままです。

できる社員ほど独立していく現実。


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しかしながら、優秀な人々と柔軟な考え方は、先進性を求める一方です。旧型の組織に属している「個人」の流動はもはや止められません。ビジネスの世界では、今日も時代の様々なニーズに対して様々な事業が生まれています。組織で経験を積み実力をつけた人たちは、やりがいと給与を求め、更なる高みを目指しやがて飛び立つでしょう。

人材の流動が止まりません。企業に残されたのは、言われたことをやるだけのイエスマン社員だけ。他国に比べて一人あたりの生産性が低い日本企業。このままではますます生産性の低い国として、その名を馳せることになりそうです。優秀な人材が集う企業として、生き残る道はないのでしょうか?

優秀な社員が集う、これからの企業のリーダー像とは


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ビジネスとは、企業や、オフィスという箱からではなく、人と人の頭脳の衝突からしか生まれません。経営コンサルタントであり、数多くのビジネス書を手掛ける大前研一氏は、20世紀の経営に必要であった「人・物・金」の概念から、21世紀に必要なものは「人・人・人」に変化したと述べています。つまり、極端な言い方をすると、優秀な人材と、優秀な事業計画さえあれば、金はいくらでも集められます。そんな可能性やチャンスなどいくらでも転がっています。

これまで、企業は個人にとって属するものでしかありませんでした。しかしこれからは、個人を「支援する器」になっていく必要があります。常に「この社員はいつかやめる」と認識し、優秀な人材には少しでも長く会社に留まってもらえるような信頼関係を築いていかなければなりません。

信頼関係を築くためには、個人が求める環境を把握する必要があります。優秀な個人が力を思う存分発揮できる環境。それは、メンバー一人ひとりがそれぞれの目標を持ち、上下関係なく自由に行動できる環境だと強調したい!

これからのリーダー像は、決して「オレについてこい」型の人たちではないでしょう。変わりゆく時代の先を明確に見せることができる、ビジョナリーなリーダーに他なりません。今のあなたは、どちらのリーダー像に近いでしょうか。企業本位の行動ばかりにとらわれず、数年先の組織を思い、「社員を育てて、守る」そんな環境を整備することが「成長」する上で、何よりも重要な本質です。「企業は人なり」決して色あせる事のない永遠のテーマです。
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LeverageShare編集部

これからは「個人」と「会社」が共に輝き成長する時代です。 「Leverage Share」はシェアする時代の新しい仕事づくりを支援します。 奪い合うのではなくて分かち合う、そんなきっかけとなる記事を投稿していきます。

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