今後の日本経済は小さくなっていく
全体の人口が減っている現実と共に懸念さるのは、消費の多い世代の人口も減っている事。その為、みんな将来が不安だから、消費を絞る。そうすると、利益を確保する為に企業は従業員の給与を増やすことが難しくなり、それによってさらに消費が低迷する。さらに企業は、将来の為に利益を確保しようと経費を削る。そんなスパイラルが着実に浸透しているのが日本経済。
消費者の意識も「所有」から「シェア」へと移行し、消費の価値観、仕事の在り方さえ大きく変わってきましたね。AI化も進行している昨今、今後は与えられた仕事をただこなすだけではいづれ立ちゆかなくなるでしょう。
今は仕事も自らネットワークを築き、共創で「創る」時代です。そう、今後変化激しい時代を生き抜く為には、自ら仕事を創りだすプロデュース型の人材であり、その背景は、仕事を「取引」とは考えず、パートナーとの「絆・関係性」を大事にする人に仕事が集まる時代だと感じています。
そもそも会社の成長を追い求めるのは正しいのか?
企業も個人も、成長していこうと思ったら、何か革新的なモノやサービスを提供するなど、新しい価値を生み出す以外に方法はないのではないでしょうか?しかしそれを実現できるのはほんの一部で、ほとんどの企業や人は成長を追い求めても、過去の常識や既成概念から抜け出せず、より苦しい局面を迎えるとも考えられます。
必要な時に必要な人を活用する時代!
かつては、優秀な人材を正社員というリスク(経費)をかけて1つの会社が雇っていました。しかし今後は活用する時代です。必要なリソースは必要な時に必要な人を活用することで手に入れることができます。「でも、雇用せずに個人を活用するのは難しそう……」と考える方もいるかもしれません。しかし冒頭でお伝えしたパートナーとの協業と共に、経営に必要なバックオフィス関連も、オンライン秘書サービスのようなWebサービスを活用すれば、従業員ゼロでも組織を持った働き方が可能です。
例えば弊社で活用している『CasterBiz」
秘書、人事、経理、Web運用など重要なタスクを任せています。これまた「労働革命」かと思う程、優秀でレベルが高い・・・!ランサーズやクラウドワークスなども今や決して珍しいものではなくなりました。人材のシェアに関しては、今後益々一般化していくことが予想されます。人材を活用することは、ビジネスライクな取引の関係とは違います。双方のニーズを満たし、良好な関係を築くことで社内特有の軋轢、人間関係に悩まされることもなくなります。
仕事をする上で、自分の能力を活かせない仕事、必要とされない場所で働くことは個人にとっても辛いでしょう。その点、ノンストレスで能力を発揮できる仕事を、必要な時、場所で提供できるスタンスは変化に対応する上で確実に個の能力を引き上げ、非常に大きなメリットとなりえます。自ら仕事を創りだす力があれば、自分の得意な領域に集中することが出来、仕事の生産性は格段に上がっていきます。
これからは「個の時代」と言われて久しいですが、等身大で実際に動いてみれば、まさに「個」でも十分企業と対等にビジネス展開する事が可能です。実際、弊社も会社の規模を問わず、あらゆる分野に進出する事ができています。より自由にビジネスを展開できれば、マインド的にも楽しくなり頑張れますしね。
まとめ
改めて強調しますが、今後は、組織と個人が一体となって共創で仕事を創り上げていく時代です。業務委託や権限委任を活用した従業員がいない持たざる組織。こんな働き方が主流となる環境が既に整っています。ともに仕事を高めていける人材を見つけ、活かし、時代に適合した新たな経営スタンスで、新たな成長を目指してみませんか?
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LeverageShare編集部
これからは「個人」と「会社」が共に輝き成長する時代です。
「Leverage Share」はシェアする時代の新しい仕事づくりを支援します。
奪い合うのではなくて分かち合う、そんなきっかけとなる記事を投稿していきます。
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