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答えがない時代!今注目される「リベラルアーツ」と「プログラミング」その理由とは?




「答えのない問題にどう対処するか?」求められるのは「リベラルアーツ」と「プログラミング」


週刊ダイヤモンド5/12号
AI時代を生き抜く「プログラミング」&「リベラルアーツ」から読み解く

AI時代の到来に際して、漠然とした不安を感じている人は少なくありませんよね。AI時代に生き残る上で重要なのは、答えのない問題に対処できる能力、「リベラルアーツ」と、商売のコンセプトを具現化、カタチにする能力「プログラミング」技術であるというのが、今回のテーマです。

答えがない問題に対処する能力・リベラルアーツを磨く


近年、たくさんの大学にリベラルアーツ学部ができています。ビジネスパーソンからも「これからはリベラルアーツが必要」といった言葉をよく聞くようになりました。おなじみの池上彰さんは「全てを疑え」という言葉をよく使います。これは、答えを知識として頭に詰め込むのではなく、自ら学び実践の中で考えを見つけ、表現する方法を磨くことの大事さを訴えています。おそらく歴史上はじめて、これほど日本でリベラルアーツが重視される事はなかったのではないでしょうか?しかし、一般にその感覚が広がっているかと言えば、どうでしょう?

「教養とはこんなもの」という先入観を捨て「知」を自由に捉える。


「リベラルアーツ」を直訳すれば、自由に生きるための学問です。人より優位に立つための知的武装としての教養ではなく、自分が自由に生きるためのカジュアルな教養。知的好奇心の延長線上にリベラルアーツは存在します。

インターネットが登場し、世界の人々との距離が近くなりました。それに伴って多様性への理解が重要度を増しています。当たり前ですが、物事には様々な見方があり、正解は1つではありませんよね。しかし、日本の教育は未だ1つの正解を求めることに主眼をおいています。一概に教育が悪いというわけではありません。しかし今後生き抜くためには、答えのない時代を多様な解釈から選別し、最適解を見つけるプロセスこそ大事なのです。

そして次のキーワード、なぜ今プログラミングスキルが必要なのか?


英語に続き、最近ではプログラミング教育の重要性が叫ばれるようになってきました。イスラエルでは小学生のころからプログラミング技術を学校で教えています。

ちょっと違う角度で物事を考えてみてください。普段は風景になっている、我々の生活にさりげなく浸透した「便利」。これらを司っているのは他でもない「プログラミング」です。

未来を創り上げているのはプログラミングであり、ITであり、その未来を創るために圧倒的に足りないのが「プログラマー」です。どの企業も、どの業界も、とにかくプログラマーが欲しくてたまらないのはこういった状況が今もこれからも続くと予想されているからです。

バラクオバマ前大統領は、国をあげてプログラミングの必要性を説いています。
プログラミングを学ぶことは、みなさんの将来にとって重要なだけでなく、アメリカにとっても重要です。 アメリカが最先端であるためには、プログラミングや技術をマスターする若手が必要不可欠です。新しいビデオゲームを買うのではなく、作ってください。最新のアプリをダウンロードするのではなく、設計してください。それらをただ遊ぶのではなく、プログラムしてください。誰もがプログラマーとして生まれたわけではなく、少しのハードワークと数学と科学を勉強していれば、プログラマーになることができます。あなたが、誰であっても、どこに住んでいてもコンピューターはあなたの将来において重要な役割を占めます。あなたがもし勉強を頑張れば、その未来は確かなものとなるでしょう。

エンジニア不足は世界中で起きている問題。米国では2020年までに「約120万人」のエンジニアが不足すると言われており、プログラミング教育制度の構築が求められています。


私自身、スキルの幅を広げる為に、プログラミングスクール(codecamp)に入学しました。プログラミング技術を習得することで、漠然とした目に見えない課題は消え、むしろより広範な部門での台頭を待ち望む自分がいます。なぜなら、AIにしろ、オートメーションにしろ、全ては人間の頭で考えられたことが、シナリオ化されカタチになるわけです。だったら、その仕組みを自分が知ればいい。ただそれだけのことなのです。

「リベラルアーツ」と「プログラミング」は21世紀を生きる上での必須事項


リベラルアーツやプログラミングの重要性は理解して頂けたと思います。幸い、現代はインターネットがありますので、その気になれば、どちらもすぐに学び始めることが可能です。

自分の頭で考える力を高めるリベラルアーツ、物事を論理的に捉え、アイデアをカタチにする技術、これらを同時に習得できれば、どんな企業でも個人でも、活躍の場は無限に広がります。少なくともまず、食いっぱぐれることなどはないでしょう。

まとめ


アップル社を創設したスティーブ・ジョブズ氏は、かつて下記のような言葉を残しました。
「われわれは常に、テクノロジーとリベラルアーツの交差点に立とうとしてきた。技術的に最高のものを作りたい。でもそれは直感的でなければならない。これらの組み合わせがiPadを生み出した」
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LeverageShare編集部

これからは「個人」と「会社」が共に輝き成長する時代です。 「Leverage Share」はシェアする時代の新しい仕事づくりを支援します。 奪い合うのではなくて分かち合う、そんなきっかけとなる記事を投稿していきます。

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