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時代は「ロジカルシンキング」から「クリエイティブシンキング」へ

時代は「ロジカルシンキング」から「クリエイティブシンキング」へ

今なぜクリエイティブシンキングなのか


クリエイティブシンキングとは、既存の「枠組みにとらわれないアイデアを生み出す自由な発想」それに対し、ロジカルシンキングは、「課題解決」といった一つの答えを導くための手法。

ここで、この手法について考えていただきたい!

これだけ変化が激しい時代に、果たして答えを一つに絞る必要があるのか?課題解決は、潜在的に存在している可能性を狭めていないか?

事実を的確に捉え、言語化、単純化、フレーム化するロジカルシンキングの考え方は必要な要素だが「ロジックが生み出す危険性」も同時に認識する必要がるのではないでしょうか?


「垂直思考」であるロジカルシンキングは、もともとは、「個人が組織や報道などにだまされないようにするため、嘘を見抜くためなど、性悪説にもとづいて発展してきました。効率化や合理化が求められてきた社会において、重要な役割を果たしてきた歴史があります。しかし近年では、逆にロジックで割り切れない大切なものを削ぎ落としすぎたのではないかという見方が出てきているのです。

対して「水平思考」であるクリエイティブシンキングは、より自由で何事にもとらわれない思考方法です。多種多様なアイディアを自由に発想する中で、新しいものを生み出していく力があります。「今までこうだったから、過去の傾向からこうだろう、絞り込んだ解決策はこれ」といった従来型思考で、解決できないことが多く存在します。

これは単純に1+1=2がロジカルシンキングであるのに対し、2×2=4となるシナジー効果を生み出すことを、念頭に置いています。

少し比べてみただけでも、ロジカルシンキングは少々息苦しく感じます。枠組みを飛び越えて自在に発展していく自由なクリエイティブシンキングは、これからの多様な時代を生き抜く上で、そさらに必要となるビジネススキルです。

ロジカルシンキングとの違いとは?
一番の違いは時間軸にあると言えるでしょう。


ロジカルシンキングは「過去~現在」という時間軸の中で物事を整理することに適しています。たった1つの正解を求め、「なぜ」「どうして」という疑問符を用い、問題をフレームに落とし込んでいきます。

クリエイティブシンキングはの時間軸は「現在~未来」が中心です。100%の正解はないという視点のもとに、新しいアイディアをどんどんアウトプットしていきます。これまでにない、何かを生み出す精神が旺盛で、ワクワク感や遊び心を感じやすいというメリットもあります。

2つの思考方法は対照的で、ロジカルシンキングは収束型に対して、クリエイティブシンキングは拡散型の考え方です。

「課題解決思考」と「未来創造思考」


これまでの考え方は、ロジカルシンキングによって発展してきました。複数の事象を分析し、正解に行き着く手法は特に近代西洋医学分野に貢献してきたと言えるでしょう。

しかし、ロジカルシンキングはあくまで過去のデータをもとに分析しているに過ぎません。発展のスピードが目まぐるしい近代においては、ロジカルシンキングで得られた答えがすでに時代遅れになっていることもあるわけです。

出来事を分析し、わかりやすく伝えることができるロジカルシンキングは、今後も受け継がれていく手法でしょう。しかし冒頭でも述べたように事実や分析のみを過信しすぎることは危険です。すでに変化が著しい現代社会は、1つのゴールに対して、多様な方法・プロセスが存在します。

「リーンスタートアップ」の概念と一緒で、小さくはじめた方法や商品を、まずは市場に出してみる。迅速にユーザーの反応を確かめて、修正を重ねていく。できる限り、時間や資金といった資源を節約しながら、修正改良することが可能となります。


まとめ


変化激しい時代には、アイディアを膨らませていく思考こそ、企業にとって最重要な経験となります。それを蓄積するには、とにかく実践、行動しかありません。そこで得た、生きた情報の中に、アイデアの源泉となる、次へのヒントが隠されています。

理論やロジックをこねくり回しても、所詮考える範囲は決まってきます。是非、動きながら事業の変革を推進していきましょう!
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LeverageShare編集部

これからは「個人」と「会社」が共に輝き成長する時代です。 「Leverage Share」はシェアする時代の新しい仕事づくりを支援します。 奪い合うのではなくて分かち合う、そんなきっかけとなる記事を投稿していきます。

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